2021年はどんな相場?丑(うし)年相場について調べてみた!


こんにちは!
仕事納め後の巣ごもり宴で頭がいっぱいのほくちゃん(@hokublo)です。
いよいよ今年も終わりに近づいてきましたが、みなさんにとって今年はどんな一年でしたか?
世界中がコロナウイルスに翻弄されて大変な年になりましたね。
ほくちゃんもしっかりとコロナショックの洗礼を受けましたよ・・・(‘◇’)
さて今回は、新しい年を迎えるにあたり来年を占う干支にちなんだ相場について調べてみました!
丑(うし)年相場は一体どうなる??
干支と相場格言

なんで干支?と思う方もいるかもしれませんが、相場の世界には昔から干支にちなんだ格言が存在します。
十二支全てをまとめて、
「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)は辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁盛、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」というそうです。
これもアノマリーの一種ですね☆
アノマリーについて詳しく知りたい方はこちら↓
今年、子(ねずみ)年の相場格言は「繁栄」でした。
確かに日経平均が1990年以来、実に30年ぶりとなる高値をつけました!
当たるも八卦(はっけ)当たらぬも八卦です^^
丑(うし)年の相場はどうなる?
来年の干支である、丑(うし)年の相場格言は「つまずき」です。

つ、つ、つまづき?
なんだか不安な気持ちになる言葉ですね(笑)
なぜ、「つまずき」なんて言われてしまうのでしょうか?
そこで、実際のデータをもとに丑年における日経平均の騰落率について調べてみました!
丑年アノマリーは本当なの?
日経平均株価は1950年9月7日から算出が始まりました。
(厳密には1949年5月16日の東証再開日からさかのぼって計算しています。)
1949年~2020年までの約70年間の丑年騰落率は、十二支中なんと最下位・・・!
年足ベースで勝敗をみてみると、ご覧の通り3勝3負の引き分けでした!
1949年下落
1961年上昇
1973年下落
1985年上昇
1997年下落
2009年上昇
2021年???
こうみると下落と上昇を交互に繰り返していますね~。
ん?この順番でいくと来年はまさか・・・下落??
データで検証すると、「つまずき」といわれる由縁が分からなくもないですが、干支にまつわる相場格言は江戸時代の米相場の頃からあるそうです。
江戸時代ってすごいですね・・・!
そうなるともっと他にも意味が含まれていそうなので、深掘りしてみましょう(^ω^)
干支で読みとく相場格言
少しマニアックな話になりますが、
そもそも干支とは、古代中国で方角や年、月や日にちを表すために考えられたそうです。
中国では木星を大切な星と考え、木星が12年で太陽を一周することから、12という数字が時間を数えるようになりました。
月も12ヵ月、時間も12時間を一つのサイクルとしているのはそこから来てるんですね。
また、東洋の思想では未来はすでに決められているとされていて、なんとかより良い未来を生きられないかと、太陽や月、星の動きや暦などを利用し、世の中のサイクル、自然の摂理を知り、未来を測ろうとしていたんです。今でいう占いと同じですね。
干支もその一つだといわれており、厳密には10種類の「十干(じっかん)」と、私たちが一般的に使う12種類の「十二支(じゅうにし)」を組み合わせて未来を予測していたそうです。
「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」を合わせると60の周期になります。
60歳になると還暦を迎えるなんていいますよね。
還暦とはこの干支から来ているそうですよ☆
辛丑(かのとうし)ってなに?
厳密な干支で言うと今年の十干は「辛(かのと)」、
十二支はみなさんご存じ「丑(うし)」、
2021年の干支は「辛丑(かのとうし)」となります。
辛(かのと)とは草木が枯れ、自らを改め、新しい芽に生まれ変わる事を意味します。
丑(うし)とは種から芽が生まれまだ伸びることが出来ない状態を意味します。
それぞれに与えられた意味を考えると、丑(うし)年の相場格言である「つまづき」がなんとなく理解できますね。

まとめ

今回は丑年の相場とアノマリーのお話でした!
未来のことは誰にも分かりませんが、間違いなく言えることは古代中国のみなさんも、江戸時代のみなさんも、そして現代に生きる私たちも、みんなひとえに豊かで幸せな未来を願ってやまないということですね。
来年は、
「丑(うし)=つまづき」で押し目買いのチャンスなのか?
「辛(かのと)」で新しく生まれ変わり最高値更新となるのか?
年明けが楽しみですね!
それでは来年も、どうぞよろしくお願いします(*’▽’)

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