秋には魔物が住む?FOMCの動向にも注意したい9月の相場傾向とアノマリー

秋には魔物が住む?FOMCの動向にも注意したい9月の相場傾向とアノマリー

まだまだ熱い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
ほくちゃん(@hokublo)はクーラー病と思わしき症状に襲われ、数日ぐったりしていました・・・笑

今はなんとか回復してきましたよ (∩´∀`)∩

さて、先日行われたジャクソンホール会議のなかで、FRBのパウエル議長がテーパリングについて言及し、「テーパリングは年内開始が適切」との考えを示しました。

秋には魔物が住む」なんてアノマリーがありますが、今後の株式市場はどのような展開をみせるのでしょうか?

ということで今回は、9月の相場傾向とアノマリーを確認していきます!

9月の傾向

結論から言いますと、

9月は一年の中でもボラティリティーが上がりやすく、月足で陰線を付けやすい

と言われています。

どんな要因があるのか気になりますね。詳しく見ていきましょう。

新しいトレンドの始まり!?

アメリカの祝日の一つにレイバー・デイ(Labor Day:「労働者の日」の意味)があります。

毎年9月の第1月曜日と定められており、外国人投資家はこのレイバー・デイまで夏休みをとる傾向にあります。

アメリカの学校の新年度も9月から始まることもあり、レイバー明けは「気持ち新たに、心機一転取り組むぞ!」といったような機運が高まり、相場の流れがガラッと変わることがあります。

バカンス帰りの投資家たちが、気持ちを切り替え改めてマーケットのおかれている状況を見直したときに、新しいトレンドが生まれる可能性も考えられます。

秋には魔物が住む

これまでに起きた歴史的な暴落の多くが秋頃に起きています

1930年代の世界大恐慌が始まるきっかけとなった「暗黒の木曜日」と言われる、ウォール街の大暴落は1929年10月24日に起きました。

相場に変調の兆しが見られたのは、レイーバ・デイ明けの立会日からと言われています。

1987年に起こった「ブラックマンデー」は1987年10月19日に起こり、ダウ平均はわずか数時間で500ポイント以上、約22%の下落を記録しました。

記憶に新しい「リーマン・ショック」は2008年9月15日にリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの経営破綻をきっかけに世界期のぼ金融危機が発生しましたが、レイバー・デイ明けの9月2日から相場が乱れて初めているのが確認できます。

FOMCの動向に注意!

9月のFOMCはこれまでにも大きな政策が打ち出されています。

今年は特に、テーパリングについて相場の方向性を変える政策も出やすくなるでしょう。

9月の雇用統計等の結果次第では政策の内容に新たな展開が生まれる可能性もあるので注意が必要です。

アメリカ政府の新年度予算の行方

アメリカでは9月末日までに新年度の予算を決定します。

末日までに歳出法案がすべて成立していれば新年度はスムーズに始まりますが、歳出法案が成立せず、継続予算も成立しない場合は、政府機関の閉鎖となり、一部の政府機能はストップします。

近年予算が成立していることの方が稀なようですが、最悪の場合、デフォルトの可能性も懸念されます。

これまで米国債がデフォルトしたことは一度もありませんが、万が一その可能性が高まるようなことがあれば、金融市場は大きく動揺し、株式市場はもちろん、世界経済にも大きな影響を及ぼす可能性があるので、注視しておくに越したことはありません。

メジャーSQ

SQ(Special Quotation)とは、先物取引やオプション取引において清算値を決める日です。

先物取引やオプション取引の限月の最終取引日は第二木曜日と決まっています。

この日に決済されなかったポジションは、翌日金曜日のSQ値(特別清算値)でみんな強制的に清算されます。

先物取引のSQ日は3月、6月、9月、12月の第二金曜日。
オプション取引のSQ日は毎月第二金曜日。

先物のSQ日とオプションのSQ日が重なる日の事を「メジャーSQ」と言います。

2021年9月のメジャーSQは9月10日ですね!

9月のメジャーSQは配当落ち分を織り込むため、日経平均株価の値より日経平均先物の値の方が配当分だけ下がるとされています。

ボラティリティの上昇に注意

1年の中でボラティリティが上がりやすいのは、5月9月10月と言われています。

ボラティリティの上昇は、基本的には株価が下がる時です。

1946年以降9月のS&P500は平均で約1%下落しています。

何かと相場に影響を与えるイベントが重なる9月は特に注意しておきたいですね!

まとめ

以上、9月の相場傾向とアノマリーでした!

秋には魔物が住む」と言われるにはそれなりの理由があるようですね・・・。

今年は特に、3日に発表される雇用統計10日のメジャーSQ20・21日のFOMCと、その動向に注意が必要だと思います。

相場の転換点となる可能性があるため、緊張感を持って、慎重に相場の動向を見極め、戦略を練っていきたいですね。

それでは残暑に負けずがんばっていきましょう٩(ˊᗜˋ*)و

(おわり)

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