【株をはじめたい人に】株式投資にかかる費用とは?

株式投資をはじめるにあたり、みなさんはいったいどんな費用がかかるのかご存じでしょうか?
ここではかんたんに、株式を購入する代金、手数料、税金についてご説明したいと思います。
購入代金
「よし!株を購入してみよう!」
「そもそも株っていくらから購入できるの?」
日本には現在、約4000社の企業が上場してます。ざっくりですよ。
そのうち、10万円以内で購入できる株は約45%ほどあります。
例えば、ぐるなび、旭化成、コニカミノルタ、日本郵政などがあります。
ちなみに1万円以内で購入できる株も約2%ほどあるんです。
例えば、小僧寿し、大黒屋、不二サッシなどがあります。
(※2020年10月時点)
とにもかくにも、まずは購入代金が必要となります。

売買手数料
株式の売買を行うときには、証券会社に支払う手数料が発生します。

手数料は各証券会社、契約プランなどによっても異なります。
つまり、株を買う時にも売る時にもお金がかかるということですね ><
例:楽天証券「超割コース」の場合:
10万円の株を購入→取引手数料は99円。
11万円に値上がりしたので売却→取引手数料は115円。
この場合、一回の売買で214円の手数料がかかることになります。
株式投資でかかる税金
株式投資で得た「値上がり益/売却益」や「配当金」には、なんと約20%の税金がかかるんです!
ちなみに、株式を保有しているだけでは費用はかかりませんのでご安心を。(現物保有の場合)

「値上がり益/売却益」とは
「10万円で購入した株式を11万円で売却して、1万円の儲けが出た!」
この1万円の利益のことを、値上がり益/売却益などといいます。
そしてその一万円の利益に対してかかる税金のことを譲渡益課税といいます。
「配当金」とは
「会社の事業が順調でたくさんの利益が出来た!株主の皆さんにお礼としてその利益の一部をみんなに還元しよう。」
このお礼のお金のことを配当金といいます。
そしてこの配当金に対してかかる税金のことを配当課税といいます。
※株式投資に限らず、金融商品で得た運用益に対して約20%の税金がかかります。
※税率は、厳密には20.315%になります(所得税15.315%+住民税5%。所得税に復興特別税を含む)。
ちなみに、サービスや物として株主に還元することを優待といいます。

夢の優待生活なんて聞きますよね。
この株主優待は、本来雑所得として課税対象になります。(税率は所得金額に応じて変わります)
会社員でも、株主優待を含む給与以外の所得の合計が年間20万円を超える場合は、雑所得として確定申告をしなければならないので注意しましょう!
他にも取引形態(信用取引など)によって、かかる費用もありますが、今のところは上記3つさえ覚えておけば大丈夫です。
今回は、取引にかかる費用や税金について解説させていただきました。
投資をはじめる前の知識としてお役に立てると嬉しいです☆


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