投資初心者向け!IPO投資についてわかりやすく解説

投資初心者向け!IPO投資についてわかりやすく解説

株式投資のニュースなどで、IPOという文字を目にしたことはありませんか?

IPOってなんだろう?と気になっている方もいると思います。
今回は、初心者向けともいわれるIPO投資について解説していきます。

IPOの前に、上場会社について知ろう

突然ですがみなさん、
日本にはどれくらいの数の会社が存在するかご存じでしょうか?

令和2年5月に国税庁から発表された「会社標本調査(平成30年)」によると、約270万社もの株式会社があるそうです!

そのうち上場している企業は、なんと0.1%も無いのです・・・!

上場企業の多くは日本取引所グループが運営する東京証券取引所に上場しています。
よく聞く東証ってやつですね。

そして、日本を代表する一流企業のトヨタやソフトバンク、ユニクロを運営するファーストリテイリングなどが上場している東証一部に上場している会社は、わずか2176社だけなんです。

上場するってすごいことなんですね!

IPOってなに?

IPOとは、Initial Public Offeringの頭文字を取ったもので、日本語では株式公開と訳されます。

Initial・・・初めの、最初の
Public・・・公けの、公開の
Offering・・・募集、売り出し

わかりやすく言うと、先ほどお話した0.1%ほどのエリートしかいけない場所に仲間入りする事なのです。

もちろんエリートの仲間入りをするには、たくさんの審査を乗り越える必要があります。
証券会社の審査を経て、証券取引所の審査を経て、やっとこさエリート入り(上場)が承認されます。

なぜ会社はエリート入り(IPO)を目指すの?

みなさんがどこかの会社に投資をしようと考えた時、経営状態もお金の使い道も分からないような会社に投資をしたいでしょうか?

いま儲かっているのか?将来儲けられる力はあるのか?お金を持ち逃げされないか?
色々な事を考えてしまい、なかなか投資の対象として判断する事は難しくなってしまいますよね。

先ほど、新規上場するにはたくさんの厳しい審査があることをお伝えしました。
その厳しい審査を通過するために、企業はさまざまな努力を重ね、上場を目指します。
なぜなら、みんなにうちはいい会社なんだ!って事を知ってもらいたいからです。

そんな厳しい審査を通過できるという事は、いうなれば証券会社や各取引所がこの会社ならみんなで売買しても大丈夫!というお墨付きをもらっているようなものなのです。

みんなに良い会社であることを知ってもらえれば、一生懸命作った商品やサービスがより多くの人に伝わり、営業活動もしやすくなるでしょう。

もっといいものを作ろうと考えた時の研究費開発費も、自分たちの会社で株式を発行し、購入してもらう事でスムーズにお金を集められやすくなります。

これによって集めたお金は返す必要がありませんから、会社の自己資金として、財務体質を強化することにもつながります。

会社にとってIPOは良いこと?

みんなが自由に株式の売買を行えるようになるという事は、その会社の株式を買い占めて、のっとる事でもできてしまうのです。
※このことをM&A(企業の合併・買収)と言います。

それ以外にも、エリートであり続けるために、みなさんにIR情報などで会社の状態や情報を公開しなくていけません。
有価証券報告書決算報告書など難しい書類も提出する義務が生じます。

株式公開するという事は、株主一丸となって会社の将来を作って行くという事になりますので、好き勝手やりたい放題することができなくなります。

IPOで投資しよう!

ここまで上場会社IPOについて説明してきましたが、ざっくりご理解いただけたでしょうか?

では本題のIPO投資について。
IPO銘柄の投資方法には大きく分けて2つあります。

中長期で投資!

ひとつは、中長期目線で企業の成長性に投資し、リターンを狙う方法です。

上場するにあたり、企業は様々な書類を証券会社や証券取引所に提出します。
それらの資料を取りまとめたものは、私たちも閲覧することができます。
その資料に目を通し、投資戦略を練り、保有期間などについても検討し利益を狙う方法です。

超短期で投資!

もうひとつは、上場日、または初値(※)が付いた瞬間にパーッと売却し、キャピタルゲイン(売却益)を即刻ゲットするという方法です。
※初値:初めて値段が付くこと

下の表をご覧ください。
2018年から2020年11月現在の値上がり率初値で売った場合の利益(平均値)です。

値上がり率初値売りの平均利益
2020年2.2倍約210,000円
2019年1.8倍約170,000円
2018年2.2倍約245,771円

この三年間の様子を見ただけでも、大体2倍程度の利益が出ているのがわかります!

もっと具体的に、2020年10月に新規上場した8社初値で売った場合の損益(100株計算)についてみてみましょう。

上場日企業名(企業コード)市場公募価格初値初値損益倍率
10/2タスキ(2987)670円5,060円439,000円7.55倍
10/5ダイレクトマーケティングミックス(7354)東12,700円2,600円-10,000円0.96倍
10/13日通システム(4013)3,000円5,500円250,000円1.83倍
10/16アースインフィニティ(7692)J1,970円10,410円844,000円5.28倍
10/27カラダノート(4014)450円1,890円144,000円4.20倍
10/28さくらさくプラス(7097)2,330円3,435円110,500円1.47倍
10/28プレミアアンチエイジング(4934)4,140円5,670円153,000円1.37倍
10/30Retty(7356)1,180円1,611円43,100円1.37倍

短期間で大きな利益を狙える可能性が高い事が読み取れますね。

もちろん公募価格よりも安い値段で初値が付く事もありますが(このことを公募割れと呼びます)、なるべくリスクの少ない投資でリターンを狙いたい投資初心者の方には、始めやすい投資方法だと思います。

IPO株はどこで手に入るの?

初めて上場する会社の株式を手に入れるには、各証券会社で募集が行われますので、そこで買いたいですという意思表示(申込)を行います。

そして抽選が行われ、抽選にあたるとIPO株が購入できるという流れになります。

え?抽選??

IPO当選

そうなんです!
IPOに当選するってとってもラッキーな事で宝くじみたいなものなんです!
だからこそリスクも少ないと言いますか・・・(笑)

もちろん当選に当たらない限りお金は無くなりませんので、ぜひ検討してみてくださいね^^

もっと詳しくIPOについて知りたい方におすすめの本

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