貯金が減っちゃう?リスクのおはなし

貯金が減っちゃう?リスクのおはなし

投資には常にリスクが潜んでいます。

近頃も投資に関する詐欺被害のニュースをよく聞くようになりました。
いつの時代にも詐欺事件は存在していますが、最近は特に増えているように感じます。

辞書で「リスク」という言葉の意味を調べると、
危険の生じる可能性、危険度、予想通りにいかない可能性などと定義されています。

今回は「金融商品におけるリスク」についてのお話です。

金融商品におけるリスクとは?

金融商品におけるリスクとは不確実性を意味します。

10万円を投資して、100万円になるか1万円になるかは分からない。
もしかしたら借金にだってなっちゃうかも。

それってとっても不確実ですよね。
このどうなるか分からない度合の事を、リスクといいます。

投資をするという事は、どれだけ本を読んで勉強していたとしても、リスクがあるのです。
だって1年後や10年後に何が起きるかなんて、誰にも分からないのですから。

投資とは、未来に資本【=お金】を増やすために、今持っている資本を投じる活動です。
投資はギャンブルだなんて良く聞きますが、それぐらい大胆なチャレンジだという事を忘れてはいけません。

「じゃあ投資なんてしない方がいいじゃないか!」って思うかもしれません。
では、あなたの大切なお金は、今どこにあるでしょうか。

自宅の金庫?
たんすの引き出し?

多くの方は銀行信用金庫郵便局農協にお金を預けていると思います。
このみんなが当たり前にしている預貯金、これも金融商品の一つであり、じつは投資行為なんです。

預貯金も金融商品?

1031兆円!!

この数字、なんだかわかりますか?

これはなんと、私達日本人の現貯金の額なんです・・・!
(2020年9月18日発表 日銀資金循環統計より)

日本の国家予算は約100億円(※一般会計歳出)と言われています。
ものすごい金額のお金が預けられているんですね!

この預貯金とは、お金を持っている人が金融機関にお金を貸してあげることによって、定期的な利息の支払いと、元本(貸したお金)の支払いを約束してくれるシステムなんです。

今持っている資本【=お金】を使って、将来受け取る資本を増やすといった観点から見れば、預貯金も立派な金融商品であり、投資行為なんですね。

金融機関に預けたお金は、元本が保証されています。お金が減ることはありません。
金融機関が破綻しても1000万円とその利息分までは預けたお金が保証されます。

これをペイオフといいます。農水産業協同組合貯金は農水産業協同組合貯金保険制度があります。

お金を貸してあげた事によって得られるリターン【=金利】はスズメの涙ほどですが、安心、安全、絶対に損したくない!と考える人にとっては楽して儲ける最高の金融商品です。
特に、日本人の多くが預貯金をしていれば安心安全だと思っています。

貯金が減っちゃう!?

では、そんな預貯金には「リスク=不確実性」はないのでしょうか?
預けたお金は減らないし、初めから決まった利息がもらえるし、なんのリスクもないから大丈夫!と思ってはいないでしょうか?

確かに、金融機関に預けた1万円は引き出したり使わない限り、ずーっと1万円のまま変わりません。
約束した利息も入ってきます。

しかし、お金の価値が変わってしまった場合はどうでしょうか?

例え話(りんご)

例えば今、貯金が100円あるとします。
そして、八百屋さんにはりんごが100円で売っています。
いつでも預貯金をおろせば100円のりんごが買える状況です。

利息を期待して、10年間100円を金融機関に預けておきました。
預けた100円はそのままちゃんと残っています。
もちろん約束した利息も入ってきます。

しかしいざ、りんごを買おうと八百屋さんに来てみると、なんとりんごは200円になっていました。
どこの八百屋さんにいっても、スーパーに行っても、りんごは200円です。

りんご自体には何の変化もありません。
おいしくもまずくもなっていません。大きくも小さくもなっていません。
なのに、100円では買えなくなってしまっていたのです。

りんご一個を買う事ができた100円という資産は、いつのまにか、りんご半分しか買う事が出来なくなるくらい価値が下がってしまいました。

※今回は例として100円を出していますが、一般的には100円では金利はつきません。

このように、物の値段(物価)が上がり、お金の価値が下がってしまう事をインフレといいます。

安心安全、欲張らずにコツコツ貯金して、ほんの少しのリターンを期待していたのに、お金を増やすどころか、知らない間にお金の価値が減ってしまいました・・・。
お金だけでなく、費やした時間も結果的には無駄になってしまったのです。

このように預貯金年金保険インフレには弱いといわれている金融商品なのです。

ちなみに、日本銀行は年2%の物価上昇を目指しています(・・;)

リスクをきちんと理解しよう

このように安心安全だと思っていた預貯金にもリスクがあるんですね。
「不確実な事」があるという事です。

住宅ローンに潜むリスクについて考えたことがあるでしょうか?
生命保険の内容についてはきちんと理解しているでしょうか?

リスクのない金融商品は無いので、どんなに努力をしても、リスクをゼロにすることは残念ながらできません。

人生だって、不確実な事の連続です。
だからこそ、その不確実性を十分に理解して、知識をつけて、不確実性のパーセンテージを下げる努力をしなければならないのです・・!

勉強したり努力することってちょっとめんどうですよね。
でも、例えば詐欺を働く人たちは、たくさん知恵をつけて知識を巧みに利用しているのです。
あなたの不足している知識や努力、それから欲望、見栄などに目をつけ、しめしめとお金を奪っていきます。

一生懸命稼いだお金を守るのは、他の誰でもない自分自身であることを絶対に忘れないでくださいね!
そしてお金についてきちんと学習し、知識をつけ、技術として使えるように一緒に勉強していきましょう☆


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